総決起集会−初めての経験−

行ってみました。
主人と一緒に。
ちかくの体育館でありました。
町の若手男性陣は、みなさん交通整理やお出迎えをしてはりました。
入り口でまず靴を入れるビニル袋を、次にはちまきを渡されました。
中に入ると、目に飛び込んできたのは、壁の両側に貼り出された大漁旗
そして『必勝』のハチマキを頭に巻いたたくさんの人。
主人もすぐハチマキをつけました。
私がもじもじしてなかなかつけないと、主人は、『全員つけてるのにしないと目立つよ。』と言いますが、すっごく太くて、真ん中に紅色のマルが入ったハチマキです。
なかなか勇気が要りましたが、つけてみるとちょっと盛り上がってきます。
さて、いよいよ始まりました。
立候補してるおじちゃんは、私がこちらに越して来て、一番に声かけてくれた方です。
とても実直なイメージで、とてもやさしく穏やかな方です。
そんなおじちゃんを、近隣町中、地区中で応援している!というのがよく伝わってきました。
おじいちゃん、おばぁちゃんもいっぱい集まっていました。
耳にピアスをあけた若い男の子たちもハチマキを巻いて応援演説します。
青年団だそうです。
多くの応援演説が『私は…』で始まる中、彼らの『僕たちは…』という言葉がとても新鮮に感じました。
自分が彼らのような年齢の頃、市政にそんなに興味があっただろうか。
町の行事に協力的だっただろうか。
私は、もっと自分の楽しみ重視で過ごしていた気がします。
実家の辺りでも、何代も住み続けているおうちが多いですが、かといって、なにかで『町内が一致団結!』という強い団結力を感じるようなことはない気がします。
一方、こちらでは、何代もずっとこの地で生まれ育ち、その年齢層ごとにそれぞれが町のために担う役割があり、それを経験しながら歳を重ねてゆく。
だからこそ、いざというときは、さっと団結する結束力が強いのかなぁと思ったりしました。
とにかくこんなに選挙を身近に感じたことをありません。
今日、改めて、一票の重さを実感した馬鹿なわたしです。
投票絶対行きます。