tomoratan2006-03-30

春の淡雪ちらちら。
とは程遠く、外は吹雪です。
そんな中、昨日購入した苗を植えました。
昨日は、二人と一匹で園芸屋さんを3件はしごしたのです。
ライラック:これは特に思い入れのある植物です。
私が学生時代にお世話になった大好きな書家のご夫人が愛した花。
亡くなってからもう何年が過ぎたでしょうか。
お出会いしたのは、すでに80歳に近い頃でした。
最晩年、私は社会人になってからも、よく仕事の帰りに職場の大阪から京都下鴨のお宅に直行していました。
お宅に到着すると、娘さんが、『まぁ。今あなたのことを呼んでいたのよ。よかったわ。』と言ってくださることもよくありました。
訃報を知らされた時は、涙がとまらず、会社を早退してかけつけたことを昨日のことのように思い出されます。
いつか、彼女の愛したライラックを庭に…と思い続けていたのです。
ようやく念願が叶いました。
大切に大切に育てたいと思います。
西王母:石川県発祥の椿だそうです。
黒百合:球根から育てようと思いつつ、自信がなかったので、苗を購入しました。
都忘れ:可憐ながら力強さを感じる花です。
ガンピセンノウ:以前から探していて、ようやく一苗だけみつけました。
玉川ホトトギスと白色ホトトギス:3年越しで育てているホトトギスにお仲間ができました。
イカリソウ:白色だそうです。紅色しか知らないので、花が咲くのが楽しみです。
鳴子百合:昨年、梅の木の足元に植えたのですが、いつのまにやら消えてしまいました。場所を変えて貝母たちのそばに植えました。
深山苧環:去年、大事に育てた青色の花の咲く予定の深山苧環は、綺麗なピンクの花をつけました。青い花も見たいものです。
タイマツバナ:情熱的な真っ赤な花をつけるハーブではベルガモットとして知られています。ありそうでなかった苗。ようやく入手。
スカビオサマツムシソウの洋花版といった感じでしょうか。
スモークツリー:ふわふわと煙のような姿が大好きです。
毎年、毎季、少しづつお庭が賑やかになってきます。
外は雪景色ですが、心は春。胸躍るここちです。