検査

午後から軽い陣痛促進剤を投与して赤ちゃんが陣痛に耐えられるか検査をしました。
朝から徐々に陣痛が始まりつつありましたが、検査が始まるとぐっと陣痛らしいものがきました。
この投与で本当の陣痛は来ない程度の軽いものとのことでしたが、NSTをチェックした先生がすぐ検査を中止。
そういえば、私は薬が効きすぎる性質なのです。
代わって張り止めを投与されました。
赤ちゃんはとても本格的な陣痛に耐えられる状態ではないそうです。
帝王切開の決定です。
もうお一人夕方に手術される方が居たので、私は午後8時からの手術です。
先生に決定を伺ったときは、『宜しくお願いします。』とあっさりとお返事しましたが、その後、助産婦さんが手術の準備に来られた時には涙がぽろぽろこぼれました。
絶対泣かないと決めていたのに。泣くとそこでスイッチが入ってパニックになると思ったのです。なんとか平常心を保ちたかった。
初めての入院、初めての出産、初めての手術。
無事に産まれてほしいと祈るような気持ち、そして初めての手術への恐怖。
主人が一生懸命なだめてくれました。