涙涙

またたくさん叱ってしまいました。
彼女の心が傷んでいないか気になります。
2歳児の躾って、どこまで必要なんだろう。

お水遊びとおままごとが大好きなひよこちゃんは、いつも飲み物をわざとこぼしてはお布巾で拭いています。
近頃では、ちょっと目をはなすと、大量のジュースをお布巾に直接ジャージャーかけて、びちょびちょになったお布巾でテーブルを拭きます。
何度も何度も繰り返すと、つい声をあらげてしまいます。
私が一番許せないのは、食べ物を粗末にしている点です。
その遊びをするために、お代わりを求めたり、飲みたくないのに欲しいと言ったりするのです。
『世の中には、ジュースが飲みたくても飲めないお友達も居るのよ。食べ物を粗末にしてはいけません。』なんて言っても理解出来ないかなぁと思いながら、そう叱ってしまいます。
私がすごい形相で怒るので、彼女は泣きながら、『ごめんちゃい。ごめんちゃい。』と頭を下げます。
それなのに、翌日になると、また同じ事を繰り返します。
ある程度度重なると、『もうあなたにはジュースはあげません。』と言います。そうすると、さらに号泣しながら謝る娘。

彼女が『してはいけないこと』を理解する前に、私は彼女に恐怖を植え付けてしまっているのではないか…と思うこの頃です。
怯えた子になったらどうしよう。
もっと根気よく穏やかに導けるようになりたいのですが、なかなかうまく自分の感情がコントロールできません。

以前、保育士さんに、似たような事で相談をした時、保育士さんが仰っていたのは、
『いけない』と言われただけで、『しない』子供は約6割です。
つまり、理由を知ることもなく、『ダメ』と言われれば、ただ単純に『ダメなんだ』と反応する子供が約6割、あとはそうはいかないらしい。
ひよこちゃんは、何でも自分で試して納得したい子だから、3歳まで気長に付き合ってあげてください。と。
気長に。気長に。気長に。
うーん。簡単そうで難しい。
知恵比べのグレードがどんどんあがっていて、アップアップな母です。
明日からまた頑張ってみよう。

それにしても、6割もの子供が、そんなに聞き分けがいいのかということ自体が信じられません。
好奇心旺盛過ぎるのも大変やけど、そうじゃなさすぎるのも張り合いないやろうなぁ…と思うと、また頑張ろうという気がちょっと湧いてきたかな(^^;)


三つ子の魂百までもと言うから、気をつけなくちゃ。
怯えた子になりませんように、母は頑張るよ。