農家の苦悩

tomoratan2009-08-07

近くの農家のおばさんが丹精こめて作った南瓜。
実をつけると、土で色が変わると言って、南瓜と土の接触部分に一個づつシートを敷き、陽射しがきつくなれば、日焼けを防ぐために新聞を被せ、やっと育った南瓜です。

それだけしていても、梅雨後半に降り続いた雨にやられて全滅した畑があったり、日焼けしてしまった畑があったり。

定められた規格というのは、なかなか厳しいそうで、少しでも日焼けしたものは商品にならないそうです。
そんな事情で、我が家には南瓜がいっぱい!
中は濃い濃いオレンジ色で、ホクホクとっても美味しい南瓜です。

たくさんの南瓜をくださるおばさんのところは、オクラもとっても美味しく、いつもいただくのを楽しみにしているのですが、今年はなかなか育たないと歎いておられました。
そんなオクラ畑も、里帰りから戻ると、立派な背丈に成長していたので、よかったなぁ〜と思っていたら、なんと花が咲かないそうで…収穫高がすこぶる悪いとのこと。
実採れんのに、枝の手入ればかりに手を取られて…と。

自然相手のお仕事って本当に大変やなぁと思います。

よく台風や大雨の時に、田畑を見に行って、災難にあわれるニュースを耳にしますが、命懸けで守っているものですから、そういう時行かずにはいられない気持ちもわかる気がするようになりました。