空気をよむ

昨夜は、ひよこちゃんを連れてお通夜に行きました。
斎場での約2時間、全く言葉を発せず、暴れず、そばで静かにしていたひよこちゃんでした。

支度の時に、始めは『お出かけ?』とちょっと嬉しそうだったので、
『今日は悲しいことがありました。』『悲しい気持ちだから、お母さん黒いお洋服着るので、ひよこちゃんもそうしてください。』と話してみましたが、不思議そうな表情。
『ばぁちゃんのお兄さんの子供が死んじゃったの。だからとっても悲しいの』(主人のいとこなのですが、『いとこ』という意味をまだ教えてないので、彼女の知ってる言葉で説明。)とストレートに伝えてみると、『悲しい』こと、いつもとは『違う』外出であることは理解出来たらしく、大人しくお気に入りのお洋服から、黒いお洋服に着替えてくれました。
そして、お焼香の時には小さな手を合わせて、読経の間もお数珠を握りしめ、その時を過ごしました。
出かける前のお約束通り、『ばぁちゃんに会っても、大好きなピアノのお姉さん(義姉)に会っても』静かに過ごしてくれました。
 
正直なところ、私の予想以上に大人しくし続けて、驚きました。
あと2ヶ月弱で3歳を迎えるひよこちゃん
3歳前後って、親が考えているよりも、充分空気がよめる、状況把握が出来る年齢なのかもしれません。
 
そして、『死』ということを漠然とではあれ『悲しいこと』くらいの認識はあるのだなぁと感じました。